カトリック横浜教区 中信地区共同宣教司牧委員会 本文へジャンプ
中信地区共同宣教司牧委員会
 カトリック横浜教区(神奈川県、静岡県、長野県、山梨県)では、かつての「一人の司祭を中心とした小教区づくり」から、「複数の司祭と共に、聖霊の導きにしたがい、キリストを中心としたみんなの教会づくり」へと転換をはかっています。

目的
 地区共同宣教司牧委員会の目的は、地区レベルでの共同宣教司牧を推進することにあります。

組織と運営
中信地区の5教会(松本教会、岡谷教会、諏訪教会、茅野教会、富士見教会)の司祭、外国籍信徒司牧担当司祭(シスターも)、教会委員長(または担当委員)、地区内の修道会の代表者、地区における3部門の代表者

ヴィジョンの策定
 中信地区の将来を見据えたヴィジョンを描き、地区の目指すべき方向性や展望について、具体的な内容を教区長に提示します。

 <ヴィジョン> 2009.11.29 中信地区共同宣教司牧委員会
  「言葉や民族の壁を超え 共に祈り、信仰を伝え、愛を証し地域社会と共に歩む信仰共同体」
 お互いを知ることで、それぞれの文化/習慣の違いを理解し、尊重しながら
共に賛美と感謝を捧げることのできる共同体を目指す。
 ・ 在日外国人との共同体作りは、典礼、養成なども含め地区として考えてゆく。
 ・ 子供たちの教育も、在日外国人の子供も含め再構築する。
 ・ 社会の緊急時や小教区で困っている時に、地域社会と密に連絡し協力する。

3部門の設置
 以下の3部門を設け、自らの力で祈ること、信仰を伝えること、神の愛を証しすることができる共同体づくりに努めます。 (カトリック横浜教区報 54号 参照)

 (1)祈りを育てる部門
   共同体が共同体として自ら欠かせない祈り(集会祭儀、年間典礼、通夜・葬儀の司式、
  時宜にかなう集会や祈りの集い)を捧げることができる力を育てる部門。
 (2)信仰を伝える力を育てる部門
   キリストの共同体そのものが次の世代に信仰を伝える力を育てるために、地区の信徒、
  修道者、司祭が一緒になり、それぞれの立場を生かすことができる新たな協力体制を
  作ること。共同体全体のメンバーを対象とします。
 (3)神の愛を証しする力を育てる部門
   イエスは神の愛が弱い立場に置かれている人々へ優先的に注がれていることを教えてくださいました。
  そしてイエス自身、その人々との関わりの中で神の愛を証ししました。キリストの共同体は、イエスの
  ように地域社会で弱い立場に置かれている人々との関わりを通して、神の愛を世に告げ知らせることに
  なるでしょう。この部門は新しい活動を始めることよりも、地域内で、すでに行われているさまざまな市民
  活動を把握することから始めます。そして、その中で福音的だと判断される活動を選んで、共同体として
  それに参加、協力します。

長野県中信地区共同宣教司牧委員会規約(PDF 65KB)


横浜教区司教書簡(平塚教会[司教書簡]へリンク)
 2008/04/08 「共同宣教司牧に向けた新たな宣教司牧評議会と地区共同司牧委員会
 2007/04/08 「横浜教区における外国籍信徒司牧の基本方針
 2004/01/11 「横浜教区における改革の基本方針
 2000/12/25 「交わりとしての教会をめざして